「カウンセリングマインドで話してみましょう」
誰かに話した時、会話が弾む時はどんな時でしょうか?また弾まない時は、どんな時ですか?
私たちは、話したいこと、聞いてほしいことを話す時は、話したいことがすらすら出てきます。たとえば、好きなことや楽しかったことは、話しているとどんどん楽しい気持ちになるのでしょうね。
一方、イライラしたり、腹が立ったりした時は、誰かに聞いて貰うと、スーッとすることがあると思います。また、相手の話を聴く時も、聞きたい話、知りたい話だと、会話も弾むと思います。しかし、あまり聴きたくない話、知りたくない話だとなかなか会話を続けるのが難しくなるかもしれませんね。
その時は、まず、話の内容よりも、相手(お子さん)が「このことで何を伝えようとしているのだろう?」ということを想像しながら聴くと、聴きやすいかもしれません。
たとえば、「電車が遅れて、学校に遅刻しそうで大変だった」という場合、「何時の電車?何時に学校に着いた?」と聞かれて、事実を語りたいわけではないですね。
「遅れそうで、大変だった思い(気持ち)」を聴いてほしいのであって、その思い(気持ち)が聞いて貰えると、心の中がスーッとして(整理できて)、次のことが考えやすくなるかもしれません。
心の中がまだ整理できてない時に「だから、早く乗ればよかったのに」と言われても、なかなかこちらの意図が入らないことも多いでしょう。ある程度気持ちがおさまってから、人はどうしたらいいか、建設的に考えることができると思います。そのためにも、できるだけ先取りしないで、気持ち(思い)に焦点を当て、落ち着いたところで、一緒に考えると、次はどうしたらいいか、アイデアが出てきやすくなると思います。これは、「気持ちに焦点を当てて対話する」カウンセリングマインドの一つです。機会がありましたら、試してみてください。

保護者対象の家庭教育講座

第一
回目
5月23日(水)
14時30分〜15時30分 
(16時30分までご相談お受けします)
「子どもと話しやすくなるきっかけ創り」
第二
回目
9月14日(金) 
13時30分〜15時30分
(16時30分までご相談お受けします)
「自分を知って、子どもに関わろう。
『性格テスト』」
第三
回目
平成31年1月30日(水)
13時30分〜15時30分
(16時30分までご相談お受けします)
「自己肯定感を高める話の聴き方」
※場所:図書館棟4階 AV3
※ご相談ご希望の方へ:毎回15時30分から16時30分くらいまで相談をお受けします。
お一人20分くらいを考えていますが、ご希望の方は、担任または学校に電話してお申し込みください。
当日に直接申し込んで頂いても結構です。