SSHサイエンスフェアに参加して

寒牡丹 凍てたる地に 花低き   
日野草城

掲出句のように、このあたりは、地面まで凍ることは少ないですが、それでも冬の寒さに咲く寒牡丹のあざやかさに心を和まされます。去る1月27日、平成30年度のサイエンスフェアに参加しました。

ニチイ学館、理化学研究所、甲南大学の3会場で行われました。私は、ニチイ学館大会議室Aで行われた特別講演をききました。研究テーマを選んだきっかけは、高校時代の課題研究によるものだったとのことです。それは、災害時などでスピーカーから発せられる防災情報の放送が伝わりにくいという状況があり、それを何とか改善できないかと考えたわけです。防災無線放送音環境の可視化です。そのために、VR(Virtual Reality )やAR(Augmented Reality)といった情報技術がまちづくりや都市づくりに応用されていることがわかり、それを研究することで、課題解決に向かうのではないかということでした。研究は、何が課題であるかをまず見つけることから始まります。きっかけをうまくつかむことが非常に大切であると思いました。

本校は、3つのパネル発表を行いました。一つは、「プラナリアの食塩耐性と着色」二つ目は「サプリメントは何を与えてくれるか」三つめは「ビタミンCとビタミンC誘導体」です。

左の写真は、「プラナリアの食塩耐性と着色」について、説明している写真です。