第2回 高校入試説明会

日当たりや 熟柿のごとき 心地有り   
夏目漱石

熟した柿に日があたり、身も心もとろけそうになる心境を詠んだ句となりますが、このような風景を目にすると、秋の深まりをより一層感じます。

本日は、第2回の高校入試説明会を行いました。2019年度入試に向けて本校としては最後の説明会となりました。

先日は公立高校の募集定員が発表になり、地区によっては、定員減が多くありました。少子化が現実味をましているように思いました。さらに、生徒の希望が公立志向という中で、私学としては、厳しい状況にあることは確かですが、可能な限り本校を志願していただけるよう、その思いで、あいさつをさせていただきました。

今回の説明のなかで、卒業生によるパネルディスカッションを実施しました。本校2009年卒の元オーランドディズニーワールドエプコット日本館勤務の方、同じく2013年卒の伊丹市立の小学校の先生、同じく2013年卒の武庫川女子大学薬学部6回生の3人を招き、高校時代に印象に残る行事、本校のよさ、そして高校時代の学びが将来の進路にどのように結びついていったのかなどについて、話をしていただきました。卒業生の生の声をきいていただき、本校の様子を再認識していただく機会となればと願っています。