五月の最後の週に、中学3年生の研修旅行に団長として参加しました。研修先は、南九州を巡る3泊4日の研修でした。屋久島、種子島、知覧などについて、事前学習を終えた生徒は、研修先では、積極的に体験学習を行いました。1日目は、「屋久島世界遺産センター」、「屋久島環境文化センター」を訪れ、将来にわたり大切に保存すべき遺産を実感しました。2日目は、コース別研修となり、「種子島」と白谷雲水峡トレッキングコースに分かれ、私は、「種子島」コースに参加しました。ここでは、特に宇宙センターでの説明が感動的でした。3日目は、知覧特攻隊平和会館で、事前に用意した千羽鶴を手渡しました。最終日、新幹線「さくら」で無事帰着しました。とりわけ白谷雲水峡トレッキングコースに参加した生徒は、天候に恵まれたことでさらに充実した1日を過ごしたようです。今回の研修旅行先は、これまでと異なる研修地を選んだことと、雨の降りやすい地域ということで、天候でも心配がありました。というのも出発の1週間前には、屋久島で大雨警報が発令され、実施そのものも危ぶまれる状況があり、気がかりの事態となりましたが、縄文トレッキングコースを断念した以外は、予定通りの研修を実行することができました。生徒は多くのことを学んだと思います。

H-IIロケットは、10年以上の歳月をかけて開発された日本初の純国産ロケットです。ロケットガレージでは、宇宙に行く予定だったH-II7号機が展示されています。