1.ねらい
高等学校の学習指導要領の施行が令和4年度よりはじまります。その中に特長づけられているのが、必要なデータを収集・分析し、その傾向を踏まえて課題を解決するための統計教育を充実させることが位置付けられています。そこで、「データサイエンス類型」は、これまで力を入れてきた情報教育をベースにして、「データサイエンス」にかかる基礎的素養を身につけることをねらいとします。
2.目 的
膨大なデータが溢れる時代、そのデータを分析・活用する能力が求められています。そこで、世の中に溢れている情報をいかに収集し、それをどのように扱っていくか、またどのように加工するか、そして加工したデータをどのように発信していくかといったいわばデータサイエンス力を身につけることを目的とします。
3.内 容
高校では必履修として教科「情報」を「「情報科学Ⅰ」(CSコースは「プログラミング基礎」)として履修します。それに加え、データサイエンス類型を希望した生徒は、MSタイム(「総合的な探究の時間」)では、より深くデータを利活用するスキルを学びます。またSSH事業の一環としての位置づけも行っており、他の4校の高等学校との連携により、ロボット制作を行うことや、データの分析などを通して、事象の予測をすることなどを内容としています。
4.教育課程
高校1年生の終わりに再度希望調査を実施し、高校2年生ではクラスに編成する予定です。授業は、「情報科学Ⅰ」(1単位)とMSタイムでの授業になります。MSタイムのときは、DS独自のカリキュラムで行います。高校3年生(再度希望はとりません)では、学校設定科目として、「データサイエンス入門」(2単位)を履修します。またMSタイムのときは、DS独自のカリキュラムで行います。
*なお、ロボット研究チームがあります。DS希望者に関係なく、このチームへの参加ができます。ここでは、ロボットを制作することを目的としていますが、自由なアイデアで自由に活動できます。
5.動画
動画を制作しましたので、ご覧ください。