家庭教育講座のご案内

カウンセラーからのこころのお話

 

「好きや嫌いは生きるヒントの宝箱」
~思春期・青年期の好きや嫌いの意味~

  • 日時  2020年1月30日(木曜)13時30分~15時30分
  • 場所  図書館棟4階 AV3教室
  • 講師  竹村百代 (本校非常勤カウンセラー)

~竹村カウンセラーからのメッセージ~

好きなことに夢中になったり、嫌いなことにがんばって取り組んだりする体験は、人を成長させ、生きる力を育んでいきます。特に思春期・青年期の体験は、将来にかけがえのない大きな影響を与えることもあります。そして、「どうして、好きなのか?嫌いなのか?」を考えることは、様々な発見や気づきとなり、活かし方によって、よりよく生きることにつながっていきます。
しかし、親として子どもを見ていると、好きなことばかりしていたり、やらなければならないことをしなかったり、困ってしまうことも多いのではないでしょうか?
好きなことばかりしていると甘えているように見えることがあるかもしれません。もしかしたら、なにか嫌なことがあって、好きなことをしてストレス発散していることもあるかもしれません。
好きなことができずに、食欲不振ややる気が起きないといった「支障が起きてますよ」というサインが表れてくることもあります。
そのような時に、本人や周囲の人がそのことの意味を考えながら、どう関わるかによって、人生が大きく変わったり、ピンチがチャンスとなったりする可能性もあります。人間関係における好きや嫌いを見つめ直してみることも、同様のことが言えると思います。
「好きや嫌いという宝箱」を開いて、思春期・青年期の好きや嫌いの意味や、人生をより豊かにしていくヒントについて、一緒に考えていく時間にできたらと思います。

 

竹村百代(臨床心理士)…精神科病院で心理士として勤務後、現在は教育機関や心療内科で、思春期・青年期~成人を中心にカウンセリングを行っている。
2002年度より本校にて非常勤カウンセラーとして勤務。

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