中高大一貫教育

基礎学力の定着

ア 中学校教育の定着

  • 年間2回実施している学力推移調査を活用して、生徒の成績の推移を確認して、各教科で段階的に目標を定め、基礎学力の定着に努めています。
  • 全国学力・学習状況調査などの結果を活用して、経年変化をみながら中間層のレベルアップを図ります。また国数英において、中学と高校のシラバスの接続に留意します。


イ 高等学校教育での学力の定着

  • スタディサポートや普段の定期考査の状況を勘案し学力の定着を図ります。
  • 特に、理科の物理、化学などにおいては、大学との接続も考慮して内容等を協議し、授業を進めています。
  • 大学での「基礎学力テスト」のための対策も学力向上に役立てています。


ウ 授業改善・授業公開

  • 各教科においては、教科会議を有効に活用し、指導法等をさらに研究します。
  • iPadを活用した授業を積極的に工夫し、授業公開を行います。
  • ICT教育の推進として、授業公開を積極的に進め、今後外部に発信していきます。

多様できめ細かな指導を行い、学習や将来の目標が明確となる進路指導

  • 内部進学希望あるいは他大学進学希望の如何にかかわらず、外部模試を導入して、客観的な資料に基づく進路指導を行います。
  • 高校3年1組学期末で内部進学者の見通しをたて、生徒及び保護者に連絡して、今後の進路指導に役立てていきます。
  • 高校3年1学期末時点で成績等が上位15%程度の生徒に対しては、武庫川女子大学との併願も可能になっています。
  • 大学への学力定着のための補習及び講習を長期休業期間中に10日~20日の期間で実施しています。
  • 平成30年度から「センター試験対策講座」を始めています。

キャリア教育

生徒の進路希望及び保護者のニーズにも対応できる進路指導体制を確立し、LHRや総合的な学習の時間を活用して、将来への進路を明確に考えさせる教育を進めています。

高大接続による教育活動

本校では、武庫川女子大学との高大連携を推進しています。高校2年生で武庫川女子大学の各学部・学科の教授陣による「出張講義」を受講し、高校3年生では、入学予定の学部・学科の「導入教育」や大学で行われている「教養講座」を受講することで、高校教育における大学教育への意欲の高揚、入学予定の学部・学科で必要となる基礎的な学力や能力の育成、ハイレベルな視点からの教養の涵養をします。

導入教育

高校3年生の3学期に、進学予定学部・学科ごとに大学担当教員が導入の講義を行います。これを受けて課題に取り組み、発表などを行います。この導入教育によって、入学する各学部・学科で何を学ぶのか、また必要とされる基礎的な知識・考え方は何かなどの専門的な視点から学ぶことで、大学進学後の学習に向けた目標を設定することができます。

教養講座

大学で開講される教養講座のうちから生徒が自由に選択し、高校3年生が大学生とともに学びます。幅広い教養を得るだけでなく、高校生でありながら大学の授業を実際に経験することができ、武庫川女子大学・同短期大学部への進学意欲がいっそう高まることをねらいとしています。

講座内容(平成29年度の開講科目)

  • 「詩と原文と翻訳」(本学教員)
  • 「視覚の不思議」(本学教員)
  • 「シミュレーションの世界」(本学教員)
  • 「基礎から学ぶ腸内フローラ」(本学教員)
  • 「ビジネス日本語とビジネス英会話」(本学教員)
  • 就活で役に立つ企業の見方(みずほ証券社員)など

大学教員による出張講義

生徒が将来の目的意識を明確にし、意欲を高めるため、大学で行われている最先端の研究から、話題になっているテーマを取り上げ、高校2年生に向けて講義を行います。

平成29年度の講座内容

  •  小説の読解に正解はありますか?
  •  英語を「言語」として考える
    ~隣接ペアと選好構造~
  •  説得の心理学
  •  環境と健康・栄養問題
  •  色彩情報論 
    ~カラフルな世界にはワケがある!~
  •  欧米の現代建築と空間の有効利用
  •  これからの薬剤師に求められること
  •  薬学における新しい研究の流れ
  •  生活習慣と病との関係 
    ~毎日の生活習慣病を振り返ってみよう~

特色ある教育活動

英語教育の充実・強化

  • ALTの支援により、とりわけコミュニケーション力を身につけるように指導していきます。
  • 中学校のCSコースについては、SSコースと同様に扱い、CGコースについては、中学2年生より、6時間のうち4時間の英語の時間をより英語力を強化したいアドバンスグループと英語の基礎を十分定着させるスタンダードグループに分けて授業を行なっています。
  • 英語検定の運営については、運営委員会を中心に行い、英語検定対策講座を実施しています。

読書活動の推進

読書活動の積極的推進により、幅広い視野と教養を身につけていきます。「武庫川メソッド・武庫川セミナー」や「総合的な学習の時間」に読書を位置づけ、読書100選の積極的推進を図ります。読書100選達成時には校長から賞を授与します。また家庭で親と子どもが一緒に読書する日、1ヶ月に1日、「家族読書会をつくる予定です。

「武庫川理系女子」生徒

これまでのSSH事業に加えて、ロボットの制作に向けて一歩を踏み出しています。親しみやすいロボットから人の役に立つロボットを目指し、まずはその基礎の学びを続けています。

 

芸術鑑賞会・講演会の開催

本校では、年に1度、真の芸術を全員で触れる機会として「芸術鑑賞会」を実施しています。
平成29年度は、「The Greatest Musicals11」を鑑賞しました。これは、沢木順氏をはじめとする元劇団四季の団員5人によるミュージカルユニットが、ブロードウエイや日本で大ヒットしている11のミュージカルを取り上げ、その名場面を歌い演じたものです。実際のミュージカルの場面を彷彿とさせる素晴らしい内容でした。
平成28年度は、日本の伝統的な話芸の「落語」を観劇しました。 桂ちょうばさんは「時うどん」、桂米團治さんは「桃太郎」、そして桂ざこばさんは「笠碁」を演じられ、生徒達はその話芸を堪能しました。

平成27年度は、「知覧のさくら」を観劇しました。自らの命と引き換えに必死の特攻に駆り出された青春真っ盛りの若者達。命を捨てることの意味、今まで生きてきたことの価値、そして、これから生き続けたであろう命を、若き特攻兵達は飛び立つ瞬間まで自らに問い続けるという内容でした。生徒たち一人ひとりが、今平和であることに感謝し、命の尊さを学ぶ良い機会となりました。

このような総合芸術を鑑賞することで、鑑賞する楽しさや喜びはもちろん、情感や感性などが磨かれます。これらはすべて2500人収容可能な公江記念講堂で観劇・鑑賞します。

武庫川学院音楽教室

本校では、主に本学院大学音楽学部出身者が講師となって、音楽学部を志望する中高生を対象に「音楽教室(会員制)」を開いています。ピアノ・声楽・バイオリン・ソルフェージュなど、中高に設置している個人レッスン室で、放課後に基礎からプロに通じる本格的な個人レッスンを行っています。