中2サイエンスツアー 

1日目

天候にも恵まれ、予定通り学校を出発しました。
昼食後、日本モンキーセンターに到着し、まず高野先生から、霊長類の研究のあゆみやその意義についてお話をしていただきました。次に、ヒトとチンパンジーの骨格の標本を用いて、それぞれの骨格の相違点を探し、その理由についてみんなで考えました。
その後、モンキーパークを自由見学し、最後に、普段は見ることのできないバックヤードに入らせていただきました。
夕食後は、班ごとに学んだ内容をまとめ、プレゼンテーションを行いました。


2日目

 

午前中は、まず、トヨタ自動車堤工場を見学しました。トヨタ自動車は「ジャストインタイム」つまり「必要なものを必要なときに必要な分だけ」をモットーとしており、無駄を無くすための様々な工夫が、作業行程の随所で見られました。その後、トヨタ会館に移り、トヨタの環境保全への取り組みや最新のトヨタ自動車の展示などを見学しました。

午後は、トヨタ産業技術記念館へ行きました。そこでは、トヨタの織機から自動車の開発に至るまでの歴史や、自動車の構造や仕組みなどを、実物大の模型を動かしたり、見たりしながら詳しく学ぶことができました。


3日目

 

午前中は、愛知高速交通の浮上式リニアモーターカーのリニモに乗車しました。車体が浮上しているため、騒音もなく、スムースに移動している様子を体感することができました。そのあと、工場見学もさせていただきました。年に2回の点検の日でリニモの車両の細部にわたるまでを見ることができました。
午後は、名古屋市科学館でプラネタリウムを見た後、班に分かれ館内を見学しました。


この3日間、生物や、最先端の技術までを、色々な施設で実際に見たり触れたりすることで、より学ぶことができました。
今回のサイエンスツアーを通して、彼女たちの人生の幅が少しでも広がることを祈っています。2学期に事後学習を行い、サイエンスツアーで学んだことをもっと深められたらと思っています。今後の彼女たちの活躍を期待しています。