未来への可能性が広がる中高大一貫教育。

中高6年間の学びで、それぞれのコースに特色あるカリキュラムを取り入れ、基礎知識から専門知識まで学びます。

創造グローバルコース

文理の枠を超えて、
人のために役立つこと。

中学入学時から高校1年生まで共通の教育課程で学び、高校2年生より、人文社会科学系、自然科学系、グローバルイングリッシュコミュニケーション(GEC)系、データサイエンス類型に分かれます。中学から高校1年生までの4年間は、系・類型を意識しつつ、幅広い視野から学習を進め、英語力の強化はもとより、基礎学力の定着を図ることとしています。
朝の読書タイムなどを活用して、6年間で本校が指定する読書100選を推進し読解力を向上させ、コミュニケーション能力を身につけます。



英語の授業で行う多読
多くの英文に触れることで、すでに身につけた英語の知識を使える英語に変化させます。ときには英文を暗記し、寸劇を演じることで表現力も身につけます。

国語の授業でPOPづくり
中学1年国語bの授業では、「POPをつくろう」という単元で、iPadを使っての本の紹介を行います。紹介する本を選び、キャッチコピーを考え、紹介文を作成。手にとって読んでみたいなと思える作品づくりを心がけ、クラスメートたちに発表します。

新たな気づきで充実! 
– 外部の専門家による講義 –
大学・企業・研究所等から専門家の先生をお招きし、より広く、深く、そして楽しく学ぶ機会を設けています。6分野の講義の中から、高校1年では自分の興味関心に合わせて4つの講義を、高校2年では各自が探究している分野を受講します。生徒は専門的なお話しに驚きつつも興味深げに聞き入って自分たちのその後の探究活動の参考にしています。

附属校ならでは! 先生は大学生
2020年度は本大学経営学部の大学生が、生徒に指導・アドバイスする高大連携の授業が行われました。ポスター発表する際に必要となるポスターの分かりやすいレイアウトや見出し、図表の使い方などを高校2年の生徒たちが学びました。

 

 

創造サイエンスコース

理系を極める、
世界のリケジョをめざして。

科学技術をリードできる女性研究者・技術者を育成するため、中学入学時から高校卒業までの6年間を通して、理科・数学を中核とした高度で特色ある教育課程を学習します。基礎的な学力の定着はもとより、一貫教育の中において、自然科学を深く学びます。MSタイム*を活用した観察、実験、フィールドワークなどを通して調査研究の結果をまとめ、発表する力を身につけます。論理的な思考力、判断力、表現力などいわゆる21世紀型学力の基礎の上に、英語力も十分備えた、創造的な未来の科学技術系人材を育てていきます。
* 本校では、「総合的な学習の時間」や「総合的な探究の時間」を「MS(Mukogawa Science) タイム」と称して探究活動を進めています。


トマトを植えて観察
中学1年で「自然とその利用」、中学2年で「科学技術を知る」、中学3年で「自然環境と科学」について学習し探究活動につなげていきます。中学1年では特に作物の栽培と加工について学ぶため、2020年度はトマトの苗を3つの条件に分けて植え、条件ごとに比較しながら育つ様子を観察しました。

ロボットに触れる
2020年度はmBot(ロボット)の組み立てに挑戦し、自分の考えた動きをどこまでロボットが再現できるか、試行錯誤を繰り返しながら、プログラミングすることを学びました。

ダチョウの抗体研究
高校の科学探究Iの授業において、2020年度はオーストリッチファーマ(株)の協力のもと、ダチョウの卵からワクチン開発につながる抗体を取り出す工程の一部を体験しました。ダチョウの卵の大きさや殻の固さ、卵の中身の様子など、本物に触れるリアルで貴重な学びの場になりました。

カエルの解剖に挑戦
科学探究IIの授業において、アフリカツメガエルの解剖に挑戦しました。グループで1匹ずつ、自分たちでメスを持って取り組み、自分たちの手で解剖することで、内臓の様子までしっかり観察して学びを深めました。