絵本作家加古里子にちなんで

今年度から全校生徒は、SHRの前に朝読を行っています。それに加えて生徒、教員が選んだ100冊を推奨しています。このたび92歳でなくなられた加古(かこ)里子(さとし)さんの絵本について取り上げます。加古(かこ)里子(さとし)さんは、絵本作家であり、工学博士ということもあって、科学絵本作家でもあります。あらためて、科学絵本『宇宙-そのひろがりをしろう-』他何冊かを購入し、読んでいます。ノミというむしの話から広大な宇宙の話まで壮大なスケールで描かれています。表現こそやさしく語るように書かれていますが、その本質を考えていくと奥深いものがあり、宇宙への認識を新たにしています。

本校において、読書活動を積極的に推進している理由は、本を読むことの効用です。本から得られる知識、それだけではなく、人と人とのコミュニケーションを円滑にすることや文章を書く力をつけることにもつながります。今後も機会があるたびに読書活動に関する事項について、取り上げていきたいと考えています。