中学3年生MSツアー(3)

2日目の午前中は「サイエンス・スクエア つくば」と「地質標本館」で研修を行いました。

「サイエンス・スクエア つくば」では、産総研の最新の研究と成果を分かりやすく学ぶことができ、脳波を用いて意思伝達を手助けする「ニューロコミュニケーター」、夢の素材として大きく期待される「カーボンナノチューブ」など、未来の暮らしに役立つ技術を学ぶことができました。最先端の科学技術が、未来の社会を明るくするその道筋にふれることができ、生徒たちは自分たちの未来の社会の様子を想像しながら学んでいました。

「地質標本館」は産総研による地球科学専門の博物館で最新の地球科学情報とともに日本の地質、地下資源、海洋の地質、地球環境、火山と地熱、地震と活断層などのテーマごとにまとめて展示されており、地球のメカニズムを学ぶことができました。
豊富な展示物の中、スタッフの方に解説していただき、自分たちが住んでいる地球や地域の成り立ち、歴史について学び、地球と人との関わりあいや共存について理解を深めました。
どちらの研修地でも、たくさんの驚きあり、発見あり、納得ありの内容で時間が経つのを忘れてしまうほどでした。

※産業技術総合研究所(産総研)は、環境やエネルギー、ロボット、医療技術など、さまざまな産業技術分野で基礎から応用・実用化までの幅広い研究を行う公的研究機関。