科学演習実験Ⅲ

今日は1月17日ですので、当時の阪神淡路大震災のことを瀧川先生がお話をされました。

連日避難所を回って洗濯ボランティアを行い、保護者にも協力してもらい延べ700世帯文の洗濯をしたことを、神戸新聞を使って話されました。「いくら素晴らしい考えを持っていても、行動を起こさなければ何もならない。」と心に残る言葉でした。

続いて坂本正孝先生から、24年前の本校の様子を、当時の中高だよりから説明されました。

「学校は1月21日まで臨時休校を決定して、先生が全員で生徒への電話連絡、家庭訪問、避難所訪問等を行い、生徒の被害の状況把握に努め、最後の一人の生徒の生存確認ができたのは1月30日でした。神戸と西宮をつなぐ鉄道が動かず、十分な交通機関の回復ができていませんでしたので、学校が再開されたのは2月13日でした。学校は液状化現象が起こり、渡り廊下にひびが入っていました。私の家にも2名の被災した生徒を泊まらせました。」と当時の様子を話されました。

今日の授業は、「国際協力と科学~JICA専門家から見たケニアと世界の教科書~」というテーマで、ケニアに行かれたときのお話を瀧川先生がされました。