常任委員会の生徒が熊本へ2日目

常任委員会の生徒たちが、熊本へ募金を届けに行きました。2日目の出来事を報告します。

昨晩、遅くまで益城町の様子や熊本城を見て感じたことを話し合い、改めて復興は道半ばであることを認識し、何ができるかを考えました。その後も、話は尽きることなく、学校のことなど、高3から高2へのアドバイスや、相談をして、語り合いました。部屋に戻っても、まとめや翌日の訪問先での新たな質問事項などを考えて、なかなか寝付けなかったようです。
そんな疲れも見せず、朝から元気に熊本市役所へ!

今回の一番の目的。みなさまからご協力いただいた義援金 23万646円を、直接お届けに。

なんと、感謝状をいただきました。

その後、熊本市の現状を2時間にわたり、伺いました。
震災直後の支援と、今、必要とされる支援は違ってきていることを知り、実りある時間でした。

「被災した時に、私たちにできる避難所でのお手伝いは、何でしょう?」
「今の熊本に対してできる支援は何でしょう?」

多くの質問があり、その一つひとつに丁寧に答えてくださった復興支援室の皆さま。本当にありがとうございました。伺ったこと、感じたことの詳細はまた後日、ご報告いたします。

そして、お昼休憩後、13時半から陣太鼓で有名な「お菓子の香梅」西原工場へ。15:30までお話を伺ったり、工場内の見学をさせていただいたりしました。
この工場は、前震では天井が崩れたものの、翌日に片付けをし、ラインを再開しようとした矢先に本震。完全に製造ラインがストップしました。
しかし、社長をはじめ従業みなさんの力で、2か月後には陣太鼓の生産を再開!食品会社としては、かなり早い再開です。その時の思いやご苦労なさったこと、また新工場建設秘話は、今後の常任委員会からのご報告をお待ちください。写真はいまも震災のようすが残る場所です。天井が崩壊しているのが分かりますでしょうか?
工場の見学後、サプライズ(⁇)で、和菓子職人さんが実演をしてくださいました。その見事さに感嘆の声。
 そして最後は空港まで送ってくださるという…
最初から最後まで、あったかい熊本の方々との交流でした。
今回、お仕事の手を止めてご丁寧に対応してくださった皆さま方、本当にありがとうございました。